ご挨拶
一人ひとりの児童とのコミュニケーションを大切にしています。

1985年にそれまで勤務していた相模原市内の小学校を私が退職し、「一人ひとりの児童とのコミュニケーションを大切にする」理想の教育の実現を目指して私塾「LCA」を設立してから27年が経過しました。この間、英会話スクール、幼児教室の開設を経て、2000年4月にはインターナショナルプリスクールを開設し、2005年にはインターナショナル小学部を設立するなど、その目標に向かって一歩ずつ歩みを進めています。
2008年にはLCA国際小学校が構造改革特区制度を活用した小学校として認可されるに至り、日本人としてのアイデンティティーを大切にし、本格的にバイリンガルを育成する全国で唯一の学校となりました。また、外国人教師をクラス担任に配置したり、副校長や教務主任に外国人を抜擢するなど先進的な取り組みを積極的に進めてまいりました。
そうした努力の結果、私塾を開設した時には4名だった子どもの数も、現在では640名を数える規模になるなど、学校としての体制の整備はもちろん多くの教育成果を実現してまいりました。この会社案内をとおして、こうしたLCAの教育実践や成果さらにはLCAの将来像を多くの皆様に理解していただける一助になれば幸いに存じます。
株式会社エデューレエルシーエー
代表取締役 学園長
プロフィール
山口紀生 Norio Yamaguchi
1978年横浜国立大学教育学部(現、同大学教育人間科学部)卒業後、相模原市立小学校にて教鞭をとる。
1985年に退職し、私塾「LCA」を設立。その後、英会話スクール、幼児教室を開設して自らも指導にあたる。
2000年4月 “LCAインターナショナルプリスクール”設立。
2005年4月 学校の教科を英語で指導するLCAインターナショナルスクール小学部設立。
2008年4月 構造改革特区制度を利用して国から正式な認可を受け、“LCA国際小学校”なる。同校校長。
2012年より相模女子大学学芸学部こども教育学科非常勤講師。現職。
2014年度 東京都中央区国際教育推進検討委員会副委員長。
2016年4月 LCA国際学園 学園長。
2016年度 都立小中高一貫教育校検討委員。
将来、幼児教育や小学校教育に携わろうとする学生たちの育成や、公教育における英語指導に様々な提案をしている。
著書
「100字日記で勉強が好きな子に育てる」(かんき出版)
*2012年、同書は台湾にて翻訳版が出版されました。
「どうしてこんなにできる子ばかり」「 親子作文ワーク」(オクムラ書店)「 子育ての詩」「 つれづれそう」(LCA出版部)
校旗・校章のラテン語
西洋では紋章などにラテン語の名句を書き込みその精神を表すことをして格式を高めます。
国際人を育てる学校である証としてLCAの校章や校旗もこれに倣い、古代ローマの言葉『DUM SPIRO SPERO:私は息をしている間、希望を持ち続ける』と刻みました。校歌にあるように、子供達には夢をかなえるという希望を持ち続けてほしいという願いと、「困難や壁に阻まれた時は立ち止まって深呼吸してごらん。君を支えるLCAのみんながいるからあきらめないで歩いてゆきなさい!」という私達の想いを込めたのです。
エントランス壁画
校舎エントランス正面の壁には、東西文化それぞれの代表的壁画を描くことで、人種や文化の違いを越えて、平和な国際社会で活躍できる子供を育てるというLCAの教育理念を一目で表現しました。洋の東西文化を融合させて人類初の国際文化の素を築いたアレクサンドロス大王。これはポンペイ出土の『アレクサンドロス東征』です。もう一方は『高松塚古墳東壁画』。これは日本が国家として歩み始めた頃、古代日本の太陽信仰の思想に中国文化を取り入れて描かれた融合文化。全員が一方向を見ているのは、LCAの子供たちに広い世界へ自由に飛び立ってほしいという願いを込めました。