昨年、オペラ歌手の幸田浩子さんのサロンコンサートに行った。ホテルのロビーで行われたコンサートの最前列だったので、ほんの2メートル先で幸田さんの歌を聴けた。一切の電気音も大ホールのような反響板も使わない本当の生の歌声を聴いた。

e5b9b8e794b0e6b5a9e5ad90近くで感じた幸田さんは本当に華奢な感じの日本人らしい日本人だった。この人が世界で評価され、活躍しているのだと思うと、国際人とはこのような人のことを言うのだと思えた。日本人であることを生かし、それが世界的に評価されて活躍できる人である。

国際人を育てるという時には日本人としての魅力も同時に持ち合わせた国際人としての日本人を育てたいものだ。