Yearly Archives: 2014

IT教育はプログラミング教育


昨日、LCAのITを担当していただいている会社の新野さんからIT教育で大切なのはプログラミングだという話を聞いた。

保育園でiPadを使わせていることが、さも良いことのように取り上げられているテレビ番組があったが、私は違和感を覚えていた。幼児期に必要なのは五感を通した体験だからだ。iPadの使い方など放っておいても今の子どもたちは身に着ける。

「プログラミング」と聞いて心の靄が晴れた気がしていたら、今朝の産経新聞に「プログラミング強国へ教育を」という東京大学教授の坂村健氏の記事が載っていた。いつも物事は驚くほどタイムリーだ。

坂村氏曰く「今世界でコンピューターを利用した技術革新を主導しているのはプログラミングの専門家でなく、プログラミングできるその分野の専門家になってきている」

日本でこの教育を取り入れるためには学習指導要領の書き換えが必要なので、今決断しても10年後になるという。ITの世界は普通の7倍で進化していると言われているので、一般の世界では70年かかることになる。

2000年にこの教育を指導したイスラエルには遅れをとるばかりだ。


7月 31st, 2014|

大学の講義の感想より


相模女子大学での前期の「子ども学入門」の講義が終了しました。

学生は約150人、階段教室での講義ですが、それでも何かが伝え合える

のだと感じましたので、学生に書いてもらった感想を紹介します。

 

 

15回の講義ありがとうございました。

山口先生の講義は、授業というよりもお話を聞いている感覚で、

個人的にとても好きでした。

何か私の中で考えの変化があった気がします。

先生のお話を聞いてから、自分が少し好きになることができました。

本当にありがとうございました。

また機会があれば、お話を聞きたいです。

 

この授業では、子どもについての知識の他にも教わることが沢山あって、

自分の考えを振り替えたりするきっかけになりました。

人として「成長すためのこと」を学んだように思います。

私は読書をあまりしないのですが、先生の授業を受けてから、自分から

読んでみたいと思う本と出合うことができました。

今までと違う視点からの捉え方や考え方が広がっている気がします。

4か月間ありがとうございました。

 

すべての授業が自分のためになる授業で本当に感動しました。

人生の中でとても役に立つ内容で、これからの人生が大きく変わった

気がします。

子どものことを中心に話していますが、逆に大人の方がそうだということ

もあり、本当に涙がでました。

これからはこの授業を思い出し、幸せな人生を送れるようにしたいと思います。

今まで本当にありがとうございました。楽しかったです。

 

15回の講義、ありがとうございました。

私は4年生なので、おそらく先生の授業が学生最後の授業でした。

ただ知識を学ぶだけの講義ではなく、今後生きていくうえでもためになる

多くのことを学べた気がします。

学生最後の授業が先生の授業で良かったです。

まだ、私は就職活動中ですが、自分に自信をもって頑張っていきたいと

思います。

本当にありがとうございました。

 

4か月という短い間でしたが、本当にありがとうございました。

先生の話はすごく面白くて納得することが沢山あって、いつも楽しく

講義を受けさせて頂きました。

先生は人生を楽しんでいる感じがすごく伝わってきて、私もそういう風に

生きたいなあと思いました。

 

とても優しい気持ちで聞ける講義で、楽しかったです。

もう一度受けたいくらいです。

 

第10回から15回の授業が特に面白く、ためになりました。

私は結婚願望、出産願望はあるのですが、彼氏が欲しいとは思いません。

こんな私ですが、将来家庭を持てた時には、すてきな家庭を築きたいと思いました。

ありがとうございました。

 

私は温かい家庭への憧れが強いです。

子どもの時から温かい雰囲気を感じながら生活することの大切さを

身をもって体感してきたように思います。

この授業を受けて、保育士の前に母親になることが楽しみになりました。

また、保育士になっても、子どもたちに「愛」を伝えたいと強く思いました。

 

この授業では学問的な勉強もできましたが、他にもっと大切なことを教わった

気がします。

先生の優しさがとても伝わってくる授業でした。

「自分は損をするように行動する」という言葉が印象的でした。

普通の人は得をしたがります。それなのに、相手が得をすることを

考え、結果的には自分のためにもなっているという考えが素敵だと思いました。

先生のように優しい心を持てるように日々相手のことを考えながら行動していこう

と思いました。

 

 

つづく


7月 30th, 2014|

7月のアッセンブリー 「好きなこと・やりたいことを持とう」


7月の目標は「やりたい事や好きなことについて話し合おう」です。

昔むかし、校長先生が小学校の先生だった時、夏休みになる前に子どもたちに「夏休みには何をしたいの?」と質問したことがありました。その時、子どもたちは自分たちで「おい、おまえは何したいの?」とお互いに聞き合い、私の質問には答えられませんでした。

寂しいことだなあと思いました。普段はややなければいけないことや、することが決まっていることをするだけで、やりたい事を考えることがなかったのでしょうか。

学校をやめて、LCAを作った時に、「やりたい事や、好きな事を持っていて、きちんと言える子」を育てたいと思いました。

やりたい事を持つためには、楽しい経験をいっぱいする必要があります。そこで、キャンプに行ったり、スキーをしたり、釣りをしたり、たくさん楽しい経験をしました。

何年かして、子どもたちに「今年の夏は何をしたい?」と聞いたら「自転車に乗って山中湖に行き、ブラックバス釣りをしたい」と答えが返ってきました。この考えを実行にうつしたのが、あの「鉄人キャンプ」です。

校長先生はみんなに「好きな事や、やりたい事」をしっかり持ち、表現できるようになって欲しいので、今もLCA国際小学校にはキャンプや釣りやスキーがあり、ピアノやバイオリンの演奏を聴いたりする機会があるのです。

自分は何がしたいのか、考える習慣をみにつけ、この夏休みも「やりたい事」を考えた上で過ごしましょう。


7月 2nd, 2014|

5月のアッセンブリーより「片づけ」


5月の高学年向けのアッセンブリー(集会)での話です。

5月の目標は「身の回りを片付ける」でした。

私がみなさんにしてもらいたいことは、tidy day(片付けの日)に鞄や机の中、ロッカーなどを一度空っぽにして、要らないものは捨て、整理して入れなおすということです。時々びっくりするようなものが出てくることがありますね。

身の回りを整理すると気持ちもすっきりして幸せがやってきます。みなさんは生まれてからずっと人間をやっていると思いますが、今日は一度神様になってみましょう。神様になって空から人間を見ています。みなさんはどんな人を幸せにしたいですか?

「努力している人」「謙虚な人」・・・

私が神様だったらきれいに片付いた気持ちのいい家にとりあえず行ってみようと思います。でも、これは本当の話で、きれいに片付けのできている人が幸せになることが多いのです。

見えない片付けというのがあります。どういう事かわかりますか?

「心」

その通り、よく分かりましたね。「心」の片付けです。ではどんな時に「心」が散らかっているようで、すっきりしなくなりますか?

「やりたいことができない時」「欲しいものが手に入らない時」「お母さんにいろいろ言われた時」「怒られた時」・・・

そうですね。それと、嘘をついた時とか隠し事がある時は、「心」が重くなりますね。

「心」がスッキリしてクリアーな時は気持ちがいいですね。幸せもそんな「心」にやってきます。

 

6月の目標は「自分の気持ちや考えを表現しよう」です。

「心」の中に散らかって、重く残っているものは、表現しないと、おとなになってもずっと残っていて人生にいろいろ影響します。相手にきちんと表現できれば一番良いのですが、その時は自分を主語にして自分の気持ちを表現しましょう。

「ぼくはそんな事を言われると嫌な気持ちになる」とか「悲しい」とか。

相手に直接言えない時は誰かに聞いてもらいましょう。

みなさんは良い子になろうとしているので、「君のこと嫌い」とか「バカヤロー」とか言ってはいけないと思っていますよね。確かに相手に向かって言ってはいけませんが、何でも言える場所を持つことは大切です。ここでは何を言ってもいいよという場所。学校の先生に言える場所でも、家でお母さんやお父さんに言える場所でもいい。

その時は「良い子」でなくてもいい。「心」がスッキリするまで表現しましょう。不思議なことに「~ちゃん嫌い!」と声に出してみると、~ちゃんのことが嫌いでなくなったりすることがあります。

先生が伝えたかったこと、伝わりましたか?それでは今日はこれでおしまい。

※実は「神様になって誰を幸せにしたい・・・」のくだりで、「友達のいない人」や「夢のない人」という意見がでました。私の意図とは違う答えでしたが、この子たちは今の自分が幸せなので、幸せでない人を幸せにしてあげたいという思いがあるのですね。子供たちは本当にすごい!


6月 3rd, 2014|

建築家 坂茂の考え方


建築界のノーベル賞ともいわえる米ブリッカー賞を受賞した坂茂(ばん・しげる)氏の記事が産経新聞に載っていた。坂さんは私が大好きな建築家の一人だ。

氏の被災者と向き合う建築の原点を知って、氏の建築の魅力への理解が深まった。

フツ族とツチ族の争いで、虐殺を逃れた難民200万人以上の難民シェルターがあまりにも悲惨だったので、これではいくら医療活動をしても意味がないと感じ、国連に手紙を出した。いくら待っても音沙汰がないので、直接国連を訪ねていった。

「医者や弁護士が問題を抱えた人に向き合うのに対し、建築家の仕事は基本恵まれた人々を相手にすることが多い。歴史的に見ても権力、財力、政治力のある特権階級が、力を可視化させる象徴を造るため建築家を雇ってきた。もちろん立派な建築は街のシンボルになり、観光資源になるのですが」

氏は建築家にも社会的役割があるのではないのか、自分の経験や知識を戦争や自然災害で家を失った人のために使えないかと考えるようになる。

たどり着いたのが再生可能で環境に負担をかけない紙管を使った骨組の建築。これが評価された。

 

この記事を読んで、ますます坂さんのファンになった。

自分の好きなこと探しをして、何をしていいのかわからず、動けなくなっている人が多い。自分がやりたいことをただ探すより、現在の自分の立ち位置から社会をよくみて、問題意識を持つことでやるべきことが見えてくるのではないか。

 

国連に手紙を書いたり、自ら訪ねていったりする行動力も素晴らしい。思っただけでは、思わなかった時と何も変わらないのだから。


5月 12th, 2014|

原発ホワイトアウト


霞ヶ関の現役官僚が書いたとされる「原発ホワイトアウト」。ぜひ沢山の方に読んで欲しいと思う本だ。

ニュース番組などでよく街角でインタビューをして意見を聴いているが、答えている内容は

ニュース番組でコメンテイターが言っていた台詞そのままであることが多い。

私たちの考え方はテレビに影響を大きく受けているのだ。

テレビや新聞の情報は、スポンサーの影響を受けて偏っていることは知っておいた方が良い。

物を考える時には知識や情報がどうしても必要だが、その情報をどのように得るかがとても大切なのだと思う。

現場に行って様々な人に会って直接話を聴く、さまざまな本を読むなど、テレビや新聞以外の情報を

得ることが大切である。

問題は多くの人々がそのようにしないと、結局大多数の考え方は操作されてしまうことになる。

現代ではTwitterなども利用の仕方で貴重な情報源になり得ると思う。

自分で情報を得て、情報を吟味し、自分で考える人が増えていかないと、本当に豊かな国にはなれないだろう。


4月 4th, 2014|

世界を舞台に活躍する日本人


  最近知った日本人で素晴らしいと思えた人が二人いる。一人は建築家の坂茂さん、もう一人はテキスタイルデザイナーの須藤玲子さんだ。

 坂茂(ばんしげる)さんは、仮設住宅を輸送用コンテナーや紙で造ってきた建築家だ。このほど建築のノーベル賞と言われるブリッカー賞を受賞した。

 一方の須藤玲子さんは日本の伝統的な染色技術を生かしながら最先端技術を駆使して世界が注目するテキスタイルを作り出している。このほどニューヨーク近代美術館が作品を買付に来たという。

 このような日本人が世界を舞台に活躍していることを子供たちに知って欲しいと思う。家族の時間の中でこのような人たちの話をできたら素晴らしい。

私がこの二人を知ったのはテレビと新聞である。

 

 

 

 


4月 3rd, 2014|

チャンスはピンチの顔をしている2 武田双雲氏の本より


武田双雲 著

「ポジティブの教科書」より引用

 

引き寄せの法則

 

自転車で、右にこけそうになった時に「あぁ!右にこけちゃダメ!」と思えば思うほど自転車は右に傾いていきます。そういう時に「左にすっと立て直している」イメージを抱けば自然と体は左へ立て直そうとします。

この法則はあらゆるところに応用できます。「病気を直したい!」と思うほど、病気をイメージしてしまいます。治るイメージもわきますがリバウンドが予想されます。だから「健康になっている」イメージを抱くことができれば、体は自然と、もともと隠しもっていた強烈な自然治癒力を発揮します。

 

主語を自分に換えて言ってみる

 

何か不満がある時は「主語を置き換える」ことをおすすめします。

例えば、「君のこういうところを直して欲しいんだけど」ではなくて、「僕はあなたがこうした時に悲しく感じるんだけど」と伝えるんです。

「あなたは間違っている」というように相手を主語にすると、正しいか間違いかという二極化して対立してしまいます。自分を主語にして気持ちを伝えるだけで、ぶつかりにくくなるばかりか、スムーズに相手に受け取ってもらう確率がぐんとあがりますよ!

 

ネガティブな言葉をポジティブに

 

ネガティブな言葉を使っている人は、ほとんどの場合、自分がネガティブな言葉を使っている事実に気づいていません。だから、まずは自分がいつも無意識に使っている言葉を意識してチェックすることから始めましょう。

 

ポジティブシンキングを扱った本はほとんど同じ内容ですが、武田氏の表現はユニークで分かりやすいので、興味のある方はぜひご一読を!


1月 26th, 2014|

チャンスはピンチの顔をしている 武田双雲


書道家の武田双雲さんが「ポジティブの教科書」という本を書いています。

内容はいわゆる「成功本」と大きく変わることはありませんが、表現の仕方が独特で納得しやすいものになっています。

 

たとえば目次の中に「チャンスはピンチの顔をしている」というのがあります。「ピンチはチャンス」と言われるとハイハイその通りと思ってしまうが、「チャンスはピンチの顔をしている」と言われると、ついつい読んで見たくなります。

 

本の中から気になるところを書き出します。

 

相手は変えられない、自分を変える

相手を変えようとすればするほど関係が悪化する原因は、相手の悪い部分に意識が集中しているからです。これを逆の立場で考えてみると分かります。相手から、自分の悪い部分ばかりに集中されていると思うだけで嫌ですよね。逆に頑になってしまいます。

相手を変えようとすることは、つまり否定しているのです。否定している部分ばかりに集中しているのです。これでは相手は変わるどころか、関係は悪化するばかりです。

 

素直になる

 

本当に強い人は、「素直な人」です。

素直になることは意外に難しいのです。「もう知ってるよ」「俺知ってるし」といった『分かったつもり』、馬鹿にされたくないという『無駄なプライド』といった誰もがもっているものが邪魔するからです。

「素直力」=「吸引力」です。

人からの意見をまずは「受け止め」スポンジのように身体にしみこませ、自分なりに料理して、他人に提案します。

「成長したい」という強い気持ちが、本当の意味の素直さを与えてくれるのです。

 

聴き上手になる

 

「あー、それ知ってる」「あれだよね、分かる」「それはそうじゃないでしょ」と言わないでください。

 

心を開いた状態ができさえすれば、コミュニケーションはストレスどころか、幸せにしてくれます。

 

読んでみて、どうですか?受け止め易い言葉ですよね!

この続きは次回に・・・


1月 25th, 2014|

「引き寄せの仕組み」2


「人生が好転する『引き寄せ』のしくみ」水谷友紀子著 を読んで

 

人生ではその人が本当に思っていることが実現するというのが「引き寄せの法則」。

ただ、人間の頭には1日に6万もの「思い」や「考え」を発信していると言われている。意識して「思っている」こと以外に無意識で思っていることがたくさんあるのだ。

だから、潜在意識からの「思い」でなければ、引き寄せたい思いは引き寄せられない。

「『頭』と心が戦う時、勝つのは『心』の方だ」という著者の言葉が印象的だった。

 

潜在意識は「良い」「悪い」の判断が一切つかない、潜在意識は否定形を認識しないと著者は言う。付け加えれば、潜在意識は主語をも認識しない。

良い・悪いに関係なく頻繁に思うことが潜在意識に届いてしまう。「花粉症になりたくない」と思っていると「花粉症」という言葉が潜在意識に届くし、「あの人は意地悪だ」と思っていると「意地悪」というメッセージが潜在意識に届き、潜在意識はそれを実現しようとする。

 

私たちが「幸せ」を願う時、それを阻害するものがある。それは、今までに刷り込まれた価値観だ。たとえば「幸せのあとには不幸がくる」「幸せは長くは続かない」など。「幸せ」の真っただ中で、幸せを享受すること、享受できることが大切なのだ。

 

正に。楽しめば「楽」あり、苦しく思えば「苦」ありだと思った。


1月 20th, 2014|